インタビュー一覧

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著者インタビュー


『日本を元気にするリスモン式与信管理力 会社格付とデータと女将』

三木真志 氏

新刊紹介

ビジネスの現場で、コストを掛けずに手軽に会社格付ができる。そんな方法を指南する書籍『日本を元気にするリスモン式与信管理力』が発売された。与信管理で「日本を元気にする」とはどういうことなのだろうか。リスクモンスター株式会社 データ工場で工場長代理を務める三木真志氏に、その真意を聞いてみた。


まずは本書を出されたきっかけを教えてください。

三木氏(以下、三木) 与信とは文字通り「信用を供与する」ことを意味しています。企業間で取引する際に、「この企業はどのくらい信用がおけるのか、安心して取引をすることができるのか」を判断して管理していくことが与信管理部門の仕事です。
かつて、与信管理のための情報収集は、企業信用調査会社から情報を買ったり、自社で取引先と交渉して直接情報を入手したりするものでしたが、今はインターネットの普及によって手軽に企業情報を手に入れられるようになりました。
そこで、「コストを掛けずに情報収集を行ない、そして会社格付をする方法」を皆さまにお知らせしよう、と考えたのが本書出版の発端です。

この本の出版に当たって、社内ではさまざまな議論があったと聞いています。

三木 そうですね。我われリスクモンスターは会員企業様の与信管理を代行する形で、多くの企業情報を収集・分析し、会社格付を行なうことで売上・利益を挙げてきた会社です。その我われが「こうすればコストを掛けずに手軽に情報収集ができます。その情報を使った会社格付の方法もお教えしますよ」という本を出すことは、自らの首を締めることにもつながりますから。

では、どうして出版に踏み切られたのでしょうか?

三木 時代の流れは止められません。多くの企業がホームページを通じて自社の情報を発信することはもはや当たり前のことになっていますし、各企業がその情報を適宜分析してビジネスを進めていくこともすぐに当たり前のことになるでしょう。それならば、新しい与信管理の方法を隠すことなくお知らせし、その上で「その先でリスクモンスターがやれること、お手伝いできること」を新しく見つけて提案していけばいいじゃないか、と考えました。変に時代の流れに抗うよりも、与信管理を通して日本を元気にすることが我われの使命なのではないかと思ったのです。

与信管理で日本を元気に。それがリスクモンスターさんのメッセージというわけですね。

三木 ええ、そうです。しっかり与信管理ができていれば、新しい取引先との付き合いも臆せずにスタートさせることができますし、与信管理をする過程で収集した情報をマーケティングなどに生かすこともできます。さらに、相手企業への理解が深まるため、より取引先に合った提案や取引ができるようにもなるでしょう。そうすれば、売上や利益も上がりますし、自社も取引先も元気になっていくわけです。
このように、与信管理はリスクを避けるための「守り」のビジネス手法」だと考えられがちですが、実は「攻め」のビジネス手法になり得ます。そして、与信すなわち企業間信用が拡大すれば、当然経済も活性化していき、ひいては日本を元気にすることにつながると思うのです。
本書を通して、良い与信管理をする元気な会社が増え、ひいては日本全体が元気になること。それが我われの願いなのです。