インタビュー一覧

全85件中 1〜 30件を表示

著者インタビュー


『「時間」はどこへ消えたのか?』

吉都紀太介 著

新刊紹介

朝の満員電車に揺られ、日中はいそいそと取引先を回り、夜は栄養ドリンク片手に残業。昼夜問わず時間に追われるビジネスマン。日々当然のごとく求められるのは、スピーディーかつ丁寧な仕事である。社会人として、一流の仕事をするために必要なものは何か。
著者はたった一台の車からビジネスを始め、創業わずか十年で年商約150億円へと企業を成長させた。その過程で導き出されたタイムマネジメントのノウハウが、本書『「時間」はどこへ消えたのか?』に集約されている。今回は著者である新生ビジネスパートナーズの代表取締役社長である吉都紀太介氏に、出版の経緯や本書の見どころについて、お話を伺った。


――まず、書籍出版を決意した経緯についてお聞かせください。

吉都紀太介氏(以下、吉都紀) 昨今、スケジューリングに対する間違った常識が世の中で通説となっているように感じています。期限を設定してスケジュールを立てるのは、社内業務においては時間を無駄にする元凶とさえなり得るのです。そこで、わたしが会社経営に取り入れた効果的なタイムマネジメントとスケジュール管理の手法を提案したいと考えました。この考え方や方法が、一人でも多くの方の生活や人生を豊かなものにする一助になればという思いから出版を決意いたしました。

――タイムマネジメントとは、具体的にどういったものでしょうか。

吉都紀 わたしは「時間が無限であればほとんどの目的は達成することができる、夢を叶えることができる」と考えています。まずは「時間が失われるしくみ」について知ること。それから使われていない「停止中の時間」に気付くことが重要です。「動いている時間」と思い込んでいる時間の多くは、実は「停止中の時間」なのです。これらを理解したうえで正しいスケジュール管理を行なうと、タイムロスを圧倒的に減らすことができます。

――本書ではビジネスシーンにおける様々なタイムロスについて触れていますね。

吉都紀 はい。どれほど簡単な業務にも、タイムロスは潜んでいます。
本書では「時間が失われるしくみ」についても詳細に述べており、タイムロスが生じる原因についてもイラストや図表を用いて解説しています。多くのビジネスマンには、忙しさのなかに埋もれている「使われていない時間」、「間違ったことに使われている時間」、いわゆるタイムロスがあります。これはスケジュール管理に自信がある方にも言えることです。このことに気付き、時間に対する意識をほんの少し変えることができれば、日々の仕事の効率はぐっと変わってきます。

――ご自身でもタイムマネジメントの効果を実感なさいましたか?

吉都紀 わたしは二十代半ばにリフォーム会社を創業したのですが、創業当初は事業所もなく、車一台からのスタートでした。事業の発展と組織化を模索するなかで、タイムマネジメントについても徹底的に追求し、本書に著したタイムマネジメントの手法を導き出しました。その方法を実践した結果、創業十年で500名以上の従業員を抱えるまでに企業を成長させることができたのです。少なくとも私自身、そして私の会社の社員教育として実践し、効果を実感してきた方法です。

――本書を執筆するにあたり、こだわった点はありますか?

吉都紀 単なるハウツー本ではなく、スケジュール管理の本質、時間に対する理解をしっかりと深めていただくことを目的としたことです。理解したうえで、「では具体的にどうすればよいのか」ということを本書の最後で解説しています。
筆者の意図や考えをできる限り誤解なく、忠実にお伝えするため、可能な限り詳しく、漏れなく書き著すことに努めました。それゆえに少々難しい表現もあったとは思いますが、図解や表を使った説明と合わせて理解していただけたらと思います。

――最後に一言、メッセージをお願いいたします。

吉都紀 長く思える人生も、「今日」という一日の集合体です。今日一日の過ごし方で、明日も明後日も変わってきます。ともすれば、未来は今日決まるともいえるでしょう。
時間に対する意識を変えることで、個人の仕事やプロジェクトの進捗はみるみる変わります。周囲を先導する管理職や経営幹部など、上級職の方にこそ、ぜひ読んでいただきたい一冊です。スケジュール管理を本質的に理解し、仕事においてもプライベートにおいても、より充実した日々を送れますよう願っております。

ありがとうございました。

吉都紀太介(きつき・だいすけ)

リフォーム会社勤務を経て2004年新生ホームサービス株式会社を設立。さまざまな商品を販売。2011年東日本大震災の際は防寒着の寄贈や募金活動など精力的に支援に取り組む。売上規模はグループ全体で約150億円、社員数500名に拡大。2014年、創業10周年を迎え、これまでに培ったノウハウを生かして、新生ビジネスパートナーズ代表取締役として様々な企業の支援も行なっている。


この内容で送信します。よろしいですか?